電気系の要?!イグニッションスイッチ(BMW E46)
- 2014/11/15 18:14
- カテゴリー:メンテナンス記録, DIY作業
- タグ:#bmw, #e46, #イグニッションスイッチ
電気系の要?!BMW E46イグニッションスイッチ
ここが直接的な原因と言う訳でもありませんが、1999年納車時から一度も交換していないので、DIYで交換しました。
後年式で、キーレス(キーをシリンダーに刺して回さない)タイプの車種には必ずついています。
イグニッションスイッチには、かなりの大電流が流れ、このスイッチ内部の接点抵抗が上がってくると、各コンポーネントへの電圧供給が下がり、色々な悪さをするようです。
特に車の鍵に重めのキーホルダーや、沢山色々な鍵が付いている状態の方は、このイグニッションスイッチに負荷がかかるため、単寿命になったりするようです。
よくよく考えてみれば、エンジンをかける度に、このスイッチ内部で火花が散っているわけなので消耗品の1つとして考えても良いパーツですね。
ヤフオクで結構色々安く手に入るBMW用イグニッションスイッチがありますが、BMW専門店以外から購入すると、他社メーカー用のイグニッションスイッチだったりするので注意が必要です。
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こちらがイグニッションスイッチ。
ちょっと解りにくいのですが、2枚目の写真にBMWのロゴが入っています。
実は、ここがVWだったりして削って消してある物が販売されていたりするようです。
販売店側は、同じ物だと思っているようですが、サイズは全く同じですが、コネクター側の形状が似ていますが、まったく異なるので注意が必要です。
交換方法
交換方法は、ステアリングしたのカバーのねじを外して、ステアリングコラムの下が外せる状態します。
続いて、ステアリングコラムの下側を外して(2本のプラネジ。真ん中を押し込むと外れます。)ステアリングコラムの左側からイグニッションスイッチにアプローチできます。
キーを外した状態で作業するので、バッテリーマイナス端子の取り外しは特に必要ありません。
イグニッションスイッチの取り外しは、下側から芋ねじ2本で固定されています。(赤いねじ止め剤がついている)
ステアリングの位置を外しやすい位置に移動して作業すると楽です。
自分の車はステアリング内部への配線が多くあるため、コンタクトリンクへの配線が多数あるので、ちょっと見栄えは違いますが、装備後の状態はこんな感じです。
海外のサイトでは、イグニッションスイッチの接点を掃除するなんて記事もありましたが、接点部分の消耗、スパーク熱で緩んだバネを広げて接点圧を高めてもやはり限界はあるので、怪しいと思ったら交換したほうがいいですね。
BMW E46 イグニッション系のトラブルはネットで検索すると日本語でも結構色々と出てきます。
E46オーナーの方で、電気系のトラブルで困っている方は一度イグニッションスイッチのトラブルを検証してみるといいかと思います。
自分も思い起こすと、2003年ぐらいに沢山の鍵をまとめて付けていたときにイグニッションスイッチの接触不良を起こしたことがあります。
丁度、Studieさんから帰るときになんか警告灯が点灯し、その場でBOBさんがキーを2〜3回オン/オフして治ってしまったのは間違いなくイグニッションスイッチの接触不良だったんですね。
以上、「電気系の要?!イグニッションスイッチ」でした。