サスペンションをオーバーホールへ出しました。(クアンタム レーシング サスペンション)
- 2016/11/21 14:21
- カテゴリー:メンテナンス記録, Studie(ショップ)
- タグ:#bmw, #e46
サスペンションをオーバーホールするため、Studie東京さんに行ってきました。
自分の車は、ボディサイズ/車重/パワー/ボディ重量配分を計測してQRSをベースにワンオフ作成しております。
ノーマルの1.7倍のパワー(壊れてしまうので、パワーは8割までにして抑えているんですけどねー。)を出しているので、通常の足まわりのままでは、色々と問題ありなわけです。
このサスペンションは2006年に装備後、今回で5回目のオーバーホールになります。
といっても今回は、サスペンションのへたりではなくピロアッパーの打ち直しが目的なんですが、どうせ外すならば一緒にお願いすることにしました。
先日のブレーキパッド&ローター交換で、パッドとディスクローターのあたりをつけるためにかなり頻繁にポンピングブレーキを繰り返えしていたら、どうもピロに来たみたいです。
(ブレーキの慣らしは、何度もローターに繰り返しあてることで行います。新品ローター&パッドは、長く深く当てるのは慣らしになりません。)
ブレーキの効きがよくなったということで?!
サスペンションへの負担が上がりピロに一気にきたという感じですかね。
今回、サスペンションのオーバーホールに出すにあたり、ちょっと色々と障害があり、オーバーホールに出すに3週間程時間がかかりました。
Stuideさんの担当者のお話では、最近は、E46でサスペンションのオーバーホールに出すような足をつけている人はほとんどいなくなつたそうです。苦笑
まあ、吊るしの既製品サスペンションの場合、丸ごと交換とか、純正ノーマルの足の代わりという感じのサスペンション交換なので、以前のようにサスペンションオーバーホール中の代わりの足を用意していなくなったそうです。
スタディグループの中で色々と探して頂いて、部品を集めてオーバーホール中の仮のサスペンションを用意してもらいました。
E46初期の頃は、結構頻繁にバネ変えたり、ショックの減衰調整とかしたりしていたので、いつでも貸し出し用の足があったんですけどねー。
あ、でもE46ノーマルの足のことです。46M3はあるみたいです。笑
自分の車は、E46ノーマルの足なので、(リアは46M3のものが付きますが、フロントはアッパーマウントのピッチが異なるのと、サスペンション長が違うのでポン付けはできません。)E46ノーマルで貸し出し用の足が無いということです。
まあ、だんだんこうなってくるのも仕方が無いのですが、なんか寂しいものですね。苦笑
取り外したフロントサスペンションです。
QRSのT5-RSになります。フロントアッパーマウントはピロボールタイプのワンオフです。
黒い板は、ビルシュタインとかの吊るしのショックでも入れる保護板です。
これがないとストラットタワーが裂けたので、小山ガレージ製の3D Designのときから付けています。
フロントのばらし完了。Idigin Powerのタワーバーともしばしお別れです。笑
これが問題のピロの部分です。片方だけサビ浮いてますね。
普段、ストラットタワーは、タワーバーの取り付け座によってほぼ密閉状態になっているので、埃、ゴミははいらないんでしょうけど、結構汚れています。
貸し出し用の足です。今回はビルシュタイン。
ノーマル形状かな?なんか久しぶりの感覚の足です。笑
こちらは、リアのサスペンションのピロアッパー。E46のサスペンションのアッパーマウントは、なんか貧弱でこれがM3とも同じ形状です。もう少ししっかりしたものじゃないとなんかダメなような気がしますけど。
QRSの場合、サスペンションのシャフト径が太いので、通常のアッパーマウントや深沢自動車から販売されているナイロン製の46用のアッパーマウントは使用できないため、すぺてワンオフとなります。
リアサスペンションのハイスピードアジャスター部分です。通称別タン(別タンク)と言われる部分に、調整ノッチが付いています。全体の減衰調整は、アッパーマウント側のネジでの調整となります。
オーバーホールは、2〜3週間かかるとのことでした。
帰り道に思ったことでうが、サスペンションが違うこともありますが、タワーバーが無いことで、ステアリング操作が大きく変わりますね。
高速道路は怖くて走れないな。
ノーマルってこんなもんだったかな?笑
これでも「駆け抜ける喜び」なんだ。笑
サスペンションもロングライフでいったら純正ノーマルなんでしょうけど。
17年間1台の車をいじってきて思うことですが、
BMWに限らず、足回りとシートは純正へなどのこだわりを持たないほうがよいと思います。
自分も初期の頃はBMW純正品にかなりこだわっていたりしました。
今と思えば、
鉄下駄と思えるような、50万円を超える
純正18インチホイールタイヤセットを装備したり、
効果なんてまったくない見た目だけの純正のウィングとか。笑
まあ、細かい話はさておき、足回りとシートだけは、
純正ではどうにもならないということです。
こだわりもって純正がもっとも良いというのもわかりますけどね。
話がそれましたが、サスペンションは、オーバーホールへと旅だちました。。。