ブログ記事

apple IIの電源修理

apple IIの電源修理

我が家では、この令和の時代に43年前に購入したapple2が現役で動作してます。

我が家のApple2

まあapple社には一体幾ら投資したのかわからないなw apple製品を「東レ」が輸入代理元として日本で販売している頃からのユーザです。(当然ですがAppleの日本法人などない時代です)現役動作する純正のDiskII2台、非常に希少価値の高いappleロゴが入ったナショナルの業務用モニター、日本では販売されていないFan2などレア物ばかりありますw 上記の写真の通り、接続ギア(ゲームコントローラーやキーボード)は最近のアイテムを接続して普通に動作しています。すぐに起動できるこの時代のコンピューターは仕事柄、待ち時間が多いので暇つぶしには大活躍しています。

しかしながら最近、時々動作不良が多発。apple IIの動作不良といえばICソケットの接触不良は定番というよりも当然で、本体を移動すれば必ずICソケットの接触不良で動作不良を起こすので「またどこかICが緩んでいるのかな?」なんて思っていたのですが、ここ最近の動作不良はちょっとICソケットの緩みとは異なる動作不良が多発しています。普通に写真のミッドナイトマジックピンボールも起動して遊べるのですが、遊んでいる最中にフリーズするようなことがしばしば。繰り返しICソケットの緩みを確認してみたものの、似たような動作不良を繰り返すので、もしかして電源ユニット?っと思い状態を確認してみることにしました。

AppleIIの電源ユニット

当方のapple IIの電源は42年前に秋葉原で普通にapple IIの互換機が大量に販売されていたい時代に電源ユニットを交換しています。ここからはかなりマニアックな話ですが、DiskIIがクオータートラックにアクセスする際、電源不足でトラック移動が出来ず、EDDでのコピープロテクションを破る際に動作不良を起こしてしまったため、電源ユニットを互換機の電源と交換しました。当時、上野無線の社長のapple IIを借りてICを1つづつ入れ替えて原因を探していったのですが、最終的に電源ユニットを入れ替えたら正常動作。バイト先の上野無線でμComという秋葉原の互換機屋から電源ユニットを手配してもらい電源ユニットを入れ替えました。上記の写真からもわかりますが当方のapple IIはJ-Plusなので10K BasicのロムをPlusのロムに交換してEP-ROMをP-ROMに置き換えてます。6K Basicカードも持ってますけど、Apple Visionぐらいしか動かさないかな?ってApple Vision知っている人いる?w相当apple IIに深い人じゃないとわかんですねw

取り外した電源ユニット

そんなわけで電源ユニット取り外して基板上の電解コンデンサーを確認。12個の電解コンデンサーが使われていて、動作温度が85℃のものは1つだけ。流石昭和時代の設計だけあって105℃ベースの日本製電解コンデンサーが実装されていました。ちなみにapple IIの電源ユニットは+5V +12V -12V -5Vの4電源のマルチ出力です。最近の電源ユニットだと-5がないのかな?ネットで検索すると3電源出力のスイッチング電源を購入して7905で-5Vを-12Vから作る方法が紹介されてました。ちなみに今回修理した電源もまったく同様で7905で-5Vを基板上で作っていました。

秋葉原

使用されているコンデンサーの容量をすべて調べて、秋葉原の千石電商さんに行って一通り購入。千石さんも43年前はジャンク屋だったなんて言っても誰も信じないかなw現在千石さんがある付近で何度も店舗を移転し、自分が通いだして数年後にはジャンク屋じゃなくなってましたけど。昭和時代に押収品の27MHzの違法機を出力ICをひっくり返してソケットに差し込み、ジャンク品と言って販売してたりしました。あの時代あの辺だと結構そんなものばかり入手出来たかな?鈴商さんあたりも結構そんなもの販売してましたね。今じゃ考えられないなw

余談が長くなりましたが、購入したコンデンサーをすべて打ち直ししたら動作不良は皆無となりました。流石に42年前の電源ユニットが動作する方が不思議ですね。

クランプメーターで電解コンデンサーの容量を計測

一応取り外したすべての電解コンデンサーの電荷容量をクランプテスターで計測してみました。

写真は一番大きな330μF200Vの電解コンデンサー。購入から42年経過しても361μFの電荷容量がありました。残りすべての電解コンデンサーも計測値的には問題なく、抜けているコンデンサーは1つもありませんでした。しかしながらとっくに寿命年数を超え、電解液のドライアップは多少なりとも発生していたと思われます。

電解コンデンサー交換後、ミッドナイトマジックでフリーズすることは一度もなくなったので電源の問題であったのは間違いないようです。ネットで検索してみるとapple IIの電源はとっくに寿命を迎えているとの紹介Youtubeなどもあり、場合によってはおかしな電源出力が起こりロジックボードのICを破損してしまうケースもあるらしいです。

いつまでつかえるかわかりませんが、オリジナルのロードランナーも動作しますのでしばらくはまだ現役で使えそうです。

以上、「apple IIの電源修理」でした。

 

ページ移動

ユーティリティ

スポンサーリンク


ブログ記事検索

エントリー検索フォーム
キーワード
例:abs修理、メーターフード自作

過去ログ

Feed