オイルキャッチタンク2個作戦のその後(3)
- 2021/02/23 19:33
- カテゴリー:DIY作業, オイルキャッチタンク/ブローバイ関連
- タグ:#bmw, #e46
オイルキャッチタンク2個作戦のその後(3)
前回に引き続き、夜な夜な高速道路テスト走行してきました。
高速道路を走っているとエアコンが少し焼けたオイルの臭いがしたのでパーキングエリアで漏れがないか確認。
大国PA立ち寄るのは久しぶりですね。
気になる臭いはこれまで車内で嗅いだ事のない少し焼け鼻に残る臭い。ブローバイガスの強烈な匂いと比較すると焼けた匂いっといった方が正解かな?一番似ている臭いとしては、走行後オイルフィラーキャップを開けたときと同じ臭いかな?
エンジンをかけたままオイルキャッチタンク周辺を確認しましたが目視できる漏れは見当たらす。オイルキャッチタンク周辺のホースライン周辺の臭いをあちこち嗅ぎまわってみると(笑)、似たような臭いが先日増設したオイルキャッチタンク周辺からしていました。
翌日の昼間オイルキャッチタンク周辺を再度目視確認しましたが、オイルキャッチタンクに接続しているブローバイホースが少しブローバイのオイルが滲んでいるようにも見えたのでオイルキャッチタンク周辺をばらして一応状態を確認。ついでにエアフィルタのサクションパイプ内部も状態を確認してみました。
少しだけオイルキャッチタンクを通過した水分・油分がシリコンホース内部に付着していましたが、これまでと比較するとかなり少なくなっていました。
オイルキャッチタンク2個作戦はなかなか良い結果です。
これまでエアフロのセンサーの真下側にオイル成分が付着していましたが、今回はまったく付着後が見られません。
ブローバイホースを外してオイルキャッチタンク周辺を確認してみると、エンジンヘッドからのブローバイホースを接続しているオイルキャッチタンクのニップルの根本部分に塗った液体ガスケット部分がブローバイによって少し黄色くなっているのを発見。ブローバイガスの液体成分は滲んではいませんでしたが、微かな隙間からブローバイガス成分が漏れているようです。
作成したホースを接続しているアルミニップルとオイルキャッチを外して固まった液体ガスケットを丁寧に剥がして、再度シールし直すことにしました。
いつも使用している液体ガスケットはスリーボンドの液体ガスケット1212ですが、オイルキャッチタンクが黒ということもあるのと、もう少し弾力性がある液体ガスケットという事でスリーボンドの1207Bをアマゾンで購入。
関連リンク:
スリーボンド 液状ガスケット シリコーン系無溶剤タイプ 100g TB1207B
用途によりますが、1207Bの方が性能的には上なのかな?(価格も)
ブローバイのニップル周りには1207Bの方が適しているかと思います。
前回ニップルを固定するときも結構念入りに液体ガスケットを塗ったんですけど、今回はさらに念入りに塗り液体ガスケットが固まる前にオイルキャッチタンク周辺をくみ上げ、ブローバイホースも接続して丸一日放置しました。
ブローバイホースによってニップルのネジ部分に若干ですが力がかかるので、液体ガスケットが完全に固まる前にくみ上げれば、隙間は間違いなく出来ないでしょう。
翌日、またテスト走行をしてきました。
これまでのようにエアコンからあのオイルが焼けたような臭いは一切いなくなり、再度オイルキャッチタンク周辺の状態を確認。やはり今回修理した部分から若干ブローバイガスが漏れていたようですね。
オイルキャッチタンク2個作戦でブローバイガスのオイルミスト成分もかなり抑えられたのと、臭いの問題も解決したのでしばらくはこの状態で様子をみる予定です。
以上、「オイルキャッチタンク2個作戦のその後(3)」でした。