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カーナビスタンド跡、ダッシュボードの修理(BMWE46)

カーナビスタンド跡、ダッシュボードの修理(BMWE46)

新車購入から丸21年、22年目にしてカーナビを4回入れ替えてきました。履歴としては、

Panasonic CN-DV2001WD
Pioneer AVIC XH-99
Pioneer carrozzeria AVIC-T99

そして、現在のアンドロイドナビです。

初代のナビはDVDナビ、2世代目はハードディスクナビ、3世代目メモリーベースのポータブルナビで、日本のカーナビゲーションの歴史を歩いてきた感じですね。(笑)

初代のDVDナビは4.7GByteのデータが入るDVD1枚構成で、当時としては画期的な物でした。その前はCD-ROMナビ(ほとんど白地図でしたね。)という物があり、移動先に合わせてCDを入れ替える必要もあり、今から考えると実用性が殆どないような感じもしますが、それでも当時GPSで現在地の地図が見れる事が画期的でした。知人のE36に付いていて確かCD-ROM6枚組だったかな??

ハードディスクナビは2.5inchの10Gのハードディスク装備で、一気にデータ量が増えて、それ以降は地図コンテンツ的には大きな変化はあまりないようにも感じます。実用上、DVDで扱える程度の地図コンテンツ以上は必要も需要もなかった感じもします。

昨今の傾向としては地図の精度、情報の方が求められているんでしょうね。ネットで最新の地図を参照出来るのはナビの世界を大きく変えた事だと思います。

 

前置きが長くなりました、初期の頃は車両を加工せずに取り付ける方法でナビゲーションシステムを取り付けてきましたが、ハードディスクナビ以降はテレビスタンドの取付はダッシュボード周辺の加工を行いつつ取り付けてきました。(歴代ナビの取付はすべてDIYでおこなってきました。)

3世代目まではオンダッシュナビゲーションでしたが、現在のアンドロイドナビは完全にインダッシュで、ダッシュボード形状に合わせて作られているので純正品さながらの見栄えなのは良いのですが、これまで取り付けていたナビの加工した部分がむき出しとなってしまいました。

加工したダッシュボード部分

目立つ部分としては、ダッシュボード中央、エアコン送風口の上。ダッシュボードがテレビスタンドに押し付けられて凹んでいますが、この部分はもうどうにもならないかな?

エアコン送風口の加工部分

そしてダッシュボード中央エアコン送風口の上の部分。ケーブルを通すために加工して削って穴が空いています。

どちらも結構削ってあるので、どうやって治そうか色々と考えましたが、毎度のプラリペア型取くんを使って可能な限り目立たないようにすることを目指す事にしました。

関連リンク:

プラリペア

型取くん

まずは型取くんで似たような部分の方を取って、削った部分を複製しました。

型取くんで形状を複製

上記のように型取くんで型を取って削った部分に移動して、試行錯誤を繰り返してプラリペアをうまく流し込める位置を確認。

ダッシュボードを型取くんで型取り

ダッシュボードの方も似た形状の部分を型取くんで複製しました。

プラリペアを流し込む

上記のように型取くんを配置してプラリペアを流し込みました。

プラリペアでダッシュボード側の修復

ダッシュボード側は型取くんで型を取ったあと、プラリペア流し込みやすいように型取くんをカッターで加工して、上記のように配置して養生テープとマスキングテープで固定してプラリペアを流し込みました。結構大量のプラリペアを使用したので手持ちのプラリペアは今回で使い切ってしまいました。

 

ボロボロのエアコン送風口

エアコン送風口は過去に破損した部分の修復や、ダクト部分のスポンジ隙間テープがボロボロ。流石に21年経過しているのでスポンジ部分は加水分解してしまっています。すべて剥がしてスポンジ部分の糊を洗い流し、過去にパテで修復した白い部分を塗装することにしました。

エアコン送風口をマスキング

部分塗装を行うためマスキング。

塗装後のエアコン送風口

プラリペアで修復した部分は未塗装です。

すべて塗装してしまうかとも思ったのですが、エアコン送風口のマーカーは色褪せていますが残したいで、パテで修正した通常は見えない部分のみを100円均一のつや消しの黒で塗装しました。(何故かつや消しにならなかったです。)

プラリペアで修復した部分だけ質感が異なるで、凝視すると違和感がありますが、ぱっと見黒なのでそんなに気にならないかな?(苦笑)

プラリペアで修復したダッシュボード

ダッシュボード側はプラリペアを少し盛りつつ、プラリペア硬化後、リューターで形を整え、紙やすりで形を整えました。こちらも質感が異なるので修理した場所がわかってしまいますが、穴が空いていたり、削った隙間があるよりは良くなったかな?

ダクト部分のスポンジテープを修復

エアコン送風口の後ろ側とダクトを繋ぐ部分のスポンジは100円均一で売られているドアやサッシの隙間を埋めるスポンジテープで修復しました。

完成したエアコンダクト

エアコン送風口の表面はスポンジヤスリで表面をならして、その後シリコンルブスプレーで表面を拭き上げて一応完成。今回プラリペアを使い切ってしまったので新しプラリペアをアマゾンで調達。(笑)気になる点はありますが、穴あきはなくなったので良しとしましょう。(笑)
関連リンク:

シリコンルブスプレー

 

ヤフーオークションなどで中古のエアコン送風口は入手可能なので取り換えてしまおうとも思いましたが、修復で何とかなったのでOKでしょう。(笑)

修復完了したダッシュボードとエアコン送風口

ダッシュボードとエアコン送風口を修復後、アンドロイドナビを元に戻しました。

良くみれば修理箇所が目立ちますが、そのうち何か使ってわからないようにしたいと思います。

以上、「カーナビスタンド跡、ダッシュボードの修理(BMWE46)」でした。

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