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HKS スーパーパワーフロー用の遮熱対策

東京は昨日、梅雨があけたそうで、いよいよ夏本番です。
ここのところ車記事の大半が吸気系の熱対策ばかりですが、今回も前回のブログで交換したHKSスーパーパワーフローの遮熱対策を行いました。

遮熱対策といっても、グリーンフィルタのときに作成したエアークリーナー本体の下部側の遮熱板と、ダイレクトエアークリーナーの右横にあるクーラントタンク側にある遮熱板は再利用しているので、今回はカップリングファンからの熱がスーパーパワーフローに直接流れこまないように対策します。

HKSのスーパーパワーフローはグリーンフィルタの時よりもスペース的な余裕がなく、全体を覆うカバーは取り付けられないため、部分的にカップリングファンからの熱風を受けないようにするカバーを作成することにしました。

作成する遮熱板の型紙

いきなりですが、原寸合わせで切り取った方眼ボール紙に剥離用(eシートクイックを張り付けたときのため)のアルミテープを貼った状態です。これだけ見ると何だかわかりませんね。(苦笑)

関連リンク:

サンコー テクノ eシートクイック 大 ES300L420X300

 

上記の型にコピー用紙を合わせて型紙を作成して、その型紙から毎度おなじみのeシートクイックをハサミで切り取って、アルミテープの上にeシートクイックを貼り付けたところです。

 

型紙にeクイックシートを張り付けた状態

本日は晴天だったで、直射日光がエンジンルームあたる状態だったので、eシートクイックを太陽光で硬化させます。上記の型紙とeシートクイックを遮光できる黒い袋に入れて、エンジンルームの実際に取り付ける位置に配置し、型紙を手で丸めながら直射日光を当てて硬化させました。

作成した遮熱板のフィットテスト

上記は、硬化したeシートクイックを型紙から剥がして、取り付け用のネジ穴加工を行いフィットテストした状態です。

作成した遮熱板のフィットテスト

スーパーパワーフローと今回作成した遮熱板には上記の写真程度のクリアランスを設けてあります。
完璧ではありませんけど、これならスーパーチャージャーのファンベルト方面から吹き付けるカップリングファンの熱風を遮断することが出来ます。

遮熱板の完成

自宅に持ち帰り、表面を磨いたり、角に丸みを付けた後、アルミテープを全面に張って赤外線熱も反射できるように対策して完成です。

完成した遮熱板の裏側

今回は塗装はしていません。

アルミテープとeシートクイックのみになります。

今日は、暇な時間を利用して、日差しが強い昼間に作業をしていたのですが、1日でここまで完成することができました。簡易的な物を作成するには、eシートクイックを利用すると非常に便利ですね。

 

遮熱板の構成図

先日、こちらの記事でHKSのスーパーパワーフローを取り付けた後のテスト走行では、上記の写真(遮熱板作成中の写真です。)1の遮熱板(クーラント側の遮熱板)を取り外した状態でテストしました。

吸気温度をモニターしながら走行していましたが、やはりHKSのスーパーパワーフローはエンジン熱による吸気温度上昇がグリーンフィルタよりも早かったので、今回簡易対策してみました。

ちなみに高速走行中はブーストかけずに走行して外気温度+5℃ぐらいでした。
グリーンフィルタに対して上記の写真の2の遮熱板を追加したところ、+4℃まで抑えられたので、今後、色々と対策を考えてみたいと思います。

また、その他先日のテスト走行で気になったのは、信号待ちなどのシチュエーションでの吸気温度上昇。
グリーンフィルタを比較すると、あきらかにHKSのスーパーパワーフローは吸気温度の上昇が早く、温度が落ちにくいよう感じられました。

 今回作成した遮熱板を装備して、どのくらいの効果があるかわかりませんが、少しでも吸気温度対策になることを期待しています。

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