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マニュアルトランスミッションのクラッチ交換(BMW E46)

2010年に交換したのが最後だと記憶しているので、7年ぶりのクラッチ交換となります。

BMW E46 マニュアルシフトレバー
クラッチフィールはまだ余裕が全然あったのですが、「転ばぬ先の杖」ということで交換することにしました。

自分の車は、オートマチックトランスミッションからマニュアルトランスミッションへ交換したのが2006年。ミッションの交換理由はエンジン出力を上げたことによるものです。
交換した当時はノーマルで一度組み上げ、約半年後、SACHS Racing、OS技研ツインプレート、OS技研シングルプレート(カバー圧着:強化タイプ)、OS技研シングルプレート(カバー圧着:ノーマル)という流れで、今回で6回目のクラッチ交換となります。

今回も前回と同じOS技研シングルプレート(カバー圧着:ノーマル)へ交換です。

これまで使用してきた各強化クラッチは、OS技研のツインプレート以外は、一応ほぼ最後まで使いきった形での交換をしたので1~3年ぐらいが交換サイクルでした。
OS技研のツインプレートは、毎週、クラッチペダルの軸が折れるという半端ない重いクラッチだったので、1ヵ月ぐらいで装備を諦めました。(ちなみに半クラは、ほぼありません。坂道発進は凄い状態でしたね。)

SACHS Racingは、2か月に一度のペースでクラッチペダルの軸が折れるぐらいの重さ。おかげで相当左足が鍛えられました。(笑)ちなみに、OS技研シングルプレートのカバー圧着ノーマルは、普通に運転できる軽さです。カバー圧着がノーマルだとクラッチのつなぎも丁寧になるので交換サイクルも長くなりますね。

Studie東京

前置きが長くなりましが、日曜日に入庫して、本日クラッチ交換作業が終了したので、Studie東京さんに車を受け取りに行ってきました。

今回、クラッチ交換に伴い、交換できるパーツはすべて交換することにしまいた。パイロットベアリング、レリーズベアリング、スリーブペアリング(クラッチキットに付属)、レリーズレバー。レリーズレバーは、SACHS Racingの800PS対応クラッチのときに曲がってしまったことがあるため、(どんだけ重いクラッチか想像つかないと思います。(笑))、こちらも「転ばぬ先の杖」で交換。
ちなみにSACHS Racingで鍛えられた頃の私の左足は、ランボルギーニディアブロのクラッチを軽く感じました。(笑)

BMW ETK シフトロットジョイント

また、ミッションを下してから問題個所が発見されました。上記の12番、シフトロットジョイントも部品を手配して頂き交換しました。その他、ミッション以外でタイロットブーツの破損が見つかったので交換してもらいました。

実はここ2年ぐらい、シフトレバー付近から時々ミッションの振動を拾って、ワッシャーが躍っているような音が時々なっていて、何度か調べてもらったのですが、原因不明。今回その原因が判明し、シフトロットジョイントが劣化していたことが原因でした。

交換したシフトロットジョイント

取り外したシフトロットジョイントです。中にウレタンのようなスポンジのようなもので振動を吸収しているそうなのですが、それが無くなって錆び錆び。

もしシフトレバー付近から高い鈴のような振動音、ワッシャーが振動で踊っているような音がしたら、シフトロットジョイントが原因かと思いますので、クラッチ交換の際には交換するのがよいかと思います。
(要交換部品ではないそうですが、必ず経年劣化する部品です。E46に限るかもしれませんが、交換はミッションを下さないとできないそうです。)

OS技研クラッチカバー

交換したクラッチカバーです。汚れてますが、OS技研製はアルマイト加工が美しいですね。

OS技研クラッチカバー

クラッチカバーは、ほぼ劣化なしです。

OS技研クラッチディスク板

クラッチ板です。4割ぐらいは残ってました。

OS技研クラッチディスク板

早めの交換となりました。

OS技研軽量フライホイール

フライホールです。

OS技研軽量フライホイール

焼けはほぼありませんでした。

OS技研軽量フライホイール

OS技研の軽量フライホイールは、ツーピース構造です。

ミッションはそう何度も下せないので、下したタイミングで交換できるパーツは可能な限り交換するようにしています。

BMW E46 レリーズレバー

こちらがレリーズレバー。
これがくの時に曲がってしまったことがあるので、今回もパーツを調達して交換しました。(今回は交換しなくても大丈夫でしたけどね。)

BMW E46 328ci スーパーチャージャー

交換後のクラッチフィールですが、これまでで一番よいです。
スコスコギアが入ります。(笑)
クラッチペダルも心なしか軽くなったかな?

シフトロットジョイントの交換によって、シフトレバーの動きも軽くなりました。

今回、クラッチ交換は、11年前にこの車にマニュアルトランスミッションを組み上げたStudie東京のメカ、帆足さんご指名でお願いしました。
帆足さんもシフトロットジョイントがここまで錆び錆びになっているのは初めてみたそうです。
色々と細かな問題個所を発見して頂き、ありがとうございました。

OS技研ステッカー

OS技研のクラッチキットは、いつもステッカーのおまけが付いてきます。今回は新しステッカーが一枚増え、3枚になっていました。

以上、クラッチ交換でした。

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