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ステアリグメーターカバーの作成(本体作成編)

ステアリグメーターカバーの作成(本体作成編)

前回の記事から続きます。

関連記事:

ステアリグメーターカバーの作成(雄型作成編)

作成した雌型のシリコーンを10時間ぐらい乾燥させて、いよいよ緊張の一瞬、シリコーンから発泡スチロールで造形した雄型を取り外します。

シリコーンからプラバンを外した状態

離型剤を塗ってあるので、枠のプラバンからは簡単にシリコーンを外すことが出来ました。

上記の写真はシリコーンをひっくり返した状態。

木工用ボンドを塗りましたが結構シリコーンが流れ込んでいました。

発泡スチロールの雄側は壊してもいいんですけど、一応丁寧に隅からシリコーンを剥がしていきました。

雄型を取り外したシリコーンの状態

大雑把にアートナイフでシリコーンのバリを切り落とし、思っている以上に綺麗にシリコーンによる雌型が出来ました。

完成した雌型

更に丁寧にアートナイフを使用して、シリコーンのバリを削って、雌型の慣性です。

 

 

関連リンク:

オルファ(OLFA) アートナイフ

続いて、本体をエポキシ樹脂で作成するための下準備としてシリコーンに離型剤を塗ります。

雌型に離型剤を塗った状態

使用した離型剤は日新レジン 離型剤R-1 です。

 

 

関連リンク:

日新レジン 離型剤R-1 30g

離型剤はハケで全面に薄く塗りました。

日本特殊塗料 エポキシ樹脂 GM-6600

続いて、今回本体の素材として使用するエポキシ樹脂を準備します。

エポキシ樹脂GM-6600は付属のビーカーで簡単に硬化剤との分量がわかるようになっているので便利です。

関連リンク:

日本特殊塗料 エポキシ樹脂 GM-6600

今回作成する本体は、特に大きな力がかからないのでエポキシ樹脂だけの強度でも十分ですが、FRPのガラスチョップを撒いて強度を高めることにしました。

日本板硝子のガラスチョップ

使用したのは日本板硝子のガラスチョップです。

ほつれたFRPっという感じでしょうか?

このガラスチョップは直に触ると細かなとげが刺さるので使い捨てのビニール手袋を使用して予め取り出しやすい袋に詰めかえて少し揉んでおきます。

雌型にエポキシ樹脂、ガラスチョップを入れたところ

カメラで撮影する余裕がなかったので、いきなりの写真ですが、エポキシ樹脂を塗り、その上にガラスチョップを少しづつ全体に撒いてさらにエポキシ樹脂をガラスチョップに染み込ませて、ある程度の厚みになったらガラスチョップが飛び出さないように内側からビニール袋を張り付けてガラスチョップがなるべくエポキシ樹脂に埋まるようにビニール袋の上から丁寧に押さえつけていきます。

エポキシ樹脂を雌型から取り外した状態

半日ぐらい放置して、シリコーンの雌型から取り外した直後の状態です。

表面にかなり気泡がありますが、まずまずの出来です。

MOMOステアリグに配置したメーターカバー

MOMOステアリグ RACE本体と干渉部分を確認しながら余計な部分の切断、研磨を行い、目立つ気泡をうすづけけパテで修正しつつ、メーターカバー本体の形成ができました。

 

 

関連リンク:

ソフト99(SOFT99) 補修用品 うすづけパテ 全塗装色対応

 

メーター窓ようの穴を開ける

続いてMotec MDDの窓枠を加工します。

中心を出して、穴を開けて、繰り返し位置を確認して、油性マジックでマーキング後、ミニリューターを使用して切断。

メーター用の窓を切断した状態


細部は少しづつ削るので上記のように余裕を持ったサイズで切断しました。

切断には、ミニリューターとダイヤモンドカッターを使用しました。

 

 

関連リンク:

高儀 EARTH MAN ダイヤモンドカッター&シャープナー 5本組

自分の使用しているミニリューターは、AC100Vで仕様のものですがトルクが無いので、厚みがあるものを切断するのは結構大変で、また切断時に傷をつけないようにするため、切断には結構時間がかかりました。

写真を見てもらうとわかるように、削りながら切り取っていくので、かなりのエポキシ樹脂を削った粉が出ます。

そのため、切断時に発生した粉はすぐに水で流せるように作業は洗面台で行いました。

メーターを配置して仮組

MotecのMDDのセンター位置にマスキングテープを貼って、実際にメーターに配置して、装備状態を確認しました。

高精度とはいきませんが、ステアリグとメーターを覆う自然な形状?!には作れたかと思います。

つづく...。

 

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